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プラグインを活用しないで損した件

初めてワードプレスでテーマを作成した時は、全部で16ページほどありましたが、それを全部HTML CSS J-QUERYを使ってまるごとHTMLファイルで組みました。

ベースになるテンプレートテーマもあるにはありましたが、そのテンプレートに当てはめていくにはあまりにカンプのデザインが改変されていたため、テンプレートをカスタムしていくよりも、まずはHTMLでサイトを組んでしまったほうがいいと感じました。

つまりは一度全部HTMLで組んでから「ワードプレスに乗せ替えればいいや」といった発想でした。

投稿ページがない?

ワードプレスで組めとはいわれましたが、なんとそのサイトは投稿ページらしきものがなく、クライアントさんもブログとして活用する気なぞサラサラないようでした。

「だったら全部HTMLで組めばいいじゃねえか、それならこれで完成なのに」

そう思いましたが、クライアントさんは「なんとなく」「流行ってるみたいだから」といったぼんやりした理由だけでワードプレスを選んだようでした。

まあどちらにしてもHTMLからワードプレス乗せ替えをしなきゃいけないワケです。

関数をまったく使わずに完成

で、実際にやってみましたが、header.php footer.php index.php page.phpと、たった4つのPHPファイルだけで成立してしまいました。

single.phpなどはなく、あとはすべて「page-」をつけて固定ページとしました。

<?php bloginfo(‘template_directory’); ?>

この構文をリンクや画像に入れてパスを通し「生のhtmlファイル」を「phpファイル」に変換しただけでした。

ナビもタイトルもまったく関数が入っていない状態で、「完全手動版」のワードプレスが完成しました。

関数をまったく入れないまま全16ページはすべて「固定ページ」という超ワイルドなワードプレスが完成しました。

Daniel_Nebreda / Pixabay

これはワードプレスなのか?

これはワードプレスなのか?

てか、ワードプレスで組む意味あんのか?

何度も自問自答を繰り返しましたが、完成すれば「完成」です。

結局そのまま、なんのワードプレスらしさもないまま初めてのテーマ作成は完成しました。

そこで初めて自分でテーマを作成してみようと思ったのでした。

さてそれではゼロからテーマ作成となるとかなり大変だろうと思いながらも、色々なサイトや本を使って調べながらオリジナルテーマを作ってみました。

今度はリバウンドしたかのようにいたるところにムダに「関数使いまくり」で、以前のように直接ファイルに書き込まず、できるだけ関数を使って表示させるようにしました。

時には真っ白になって画面が何も表示しないといったアクシデントに見舞われながらも「テーマ ヴァージョン2」が完成したのです。

今まで何をやってきたのか?

さて「テーマ ヴァージョン2」が完成した時は満足げでした。

関数を扱う以上はファイル同士の「因果関係」を理解していないと話になりません。

その理解を深めようとは思いましたがあまりにも膨大な量のため、構文にコメントアウトを入れて、その場を乗り切るようにしました。

さて、テーマが完成して満足ではありましたが、ほとんどのエフェクトは自作し、ハンバーガーメニューなども自作しました。

ところがところがです。

プラグインが充実しすぎている現実

なんとタグページ、おすすめ記事、カテゴリーや関連記事などといったメンドクサイこと極まりないセッティングのほとんどはプラグインを利用して完成できるのでした。

「go to top」「トグルナビ」「カスタマイズが容易なスライダー」探してみればこの手のプラグインも豊富に用意されていました。

まあ当たり前といえば当たり前なんでしょうけど、全部ゼロからカスタムした自分が急にバカに見えてきました。

いってみればハンドルやタイヤを買ってきて自作で車を作ろうとしていたものです。

ワードプレスのカスタムの極意は

ワードプレスのカスタムの極意は色々あるかとは思いますが、自分的には「プラグインを利用しろ」

今ではこれに尽きると思っています。

今までにいくつものオリジナルテーマを作成してみましたが、最低限の骨組みだけを作って、後はプラグインを活用することが一番いいのではないかと思っています。

プラグインを使うことによってかえって複雑化してしまうこともあるでしょう。

重くなるというデメリットももちろんあります。

しかしそれでも過度にオリジナルテーマにこだわるよりも、テンプレなどを利用してカスタマイズしたほうがブログ運営の楽しみ方としては増えるのかもしれないなーとふんわりと感じています。

極端なことばっかりやりすぎてかなり遠回りしてきたなーというのが実感です。

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