WEBをちょっとでも知っている人なら
「J-QUERY」と聞くと、
トップ画面のヒーローイメージが派手にスライドする
「スライドショー」や、
スクロールやクリックすることによって動きが出る
「パララックス効果」などを
イメージされることが多い。
しかし「J-QUERY」を勉強する場合のほとんどが、
「CSSメソッド」を使ってセレクタのおさらいをすることが
多いように思える。
受講生はこれが退屈に思えるようで
「わざわざJ-QUERYを使って
CSSメソッドを使って色を変えるんなら、
CSSで最初から指定すればいんじゃね?」
と勝手に解釈して、
最初の構文の書き方を
かなりおざなりにしてしまうことが
少なくない。
こちらとすれば
「ワザワザわかりやすいCSSメソッド」を使って
「最初の構文を理解しやすくしている」
つもりなのであるが、
どうもその意図が伝わっていないようである。
そこで、
みんながイメージする
「アニメーションぽい」動きのJ-QUERYを、
構文をまじえてサイトにアップしてみた。
「slideDown」や「fadeIn」といった
動きのある代表的なアニメーションを使って、
その構文をサイト内にもざっと書いてみた。
しかし受講生は、
最初にCSSメソッドを使って書いていたJ-QUERYの構文を
自分ではほとんど理解できているもんだと、
勝手にカンチガイしているため、
(受講生のほとんどは基本的なCSSは
一応は理解しているので
こういったカンチガイは起こりやすい)
「なぜここにダブル・クオートが入ってくるのか」
「なぜここではカンマではなく、コロンを使うのか」
といった基本的なことがまるで理解できなくなってくる。
ある意味「アタリマエ」だとも思う。
だって最初からナメてかかってんだからね。
そして自分が理解できなくなってきた原因を、
「私が理解できないのは教えた人間の責任だ」
と解釈して、
ワタシの教え方に問題があるかのように
いたるところでクレームを入れて回るのは
いかがなものかなとも思う。
「センセーはJ-QUERYを教えていない」
とまでいいだす受講生がいたのには
かなり驚いた。
「クレームをつけたほうが強い」
という「先手必勝」のような考えかたには
どうもなじめないでいる。(汗)